平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、4月13日から16日の日程で、第18回国内オリンピック委員会連合(ANOC)総会に出席してまいりました。今回の総会は、モスクワ(ロシア)で開催され、各国204の国内オリンピック委員会(NOC)の関係者やそれぞれの各国担当大臣が参加しており、2020年夏季オリンピック競技大会に招致申請をしている東京、イスタンブール(トルコ)、バグー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)マドリード(スペイン)の5都市によるプレゼンテーションが行われました。 東京は世界有数のインフラを有しており、財政面でも安定をしております。特に都市の中心部8キロ圏内にほとんどの競技会場を配置することにより、世界的にみてもモデルとなる、非常にコンパクトな大会を開催することが可能であります。今後は、本年5月23日に開催される国際オリンピック委員会(IOC)理事会において、この5都市から正式な立候補都市の選出が行われ、最終的には、来年9月7日に開催されるIOC総会において開催都市を決定します。 東京で2020年にオリンピック・パラリンピック競技大会を開催することは、1964年の東京大会開催以来の長年の夢であり、アジアにおけるオリンピック・ムーブメントの推進と発展につながります。国際親善とスポーツ振興にとって大変有意義であり、そして、東日本大震災からの復興と世界160以上の国と地域からの支援への感謝の気持ちを示すものであると考えております。 震災後にアスリートの支援活動によって被災した子どもたちが笑顔を取り戻したように、スポーツの力、とりわけオリンピック・パラリンピックという世界最高峰の競技大会の開催は、被災地を勇気づけ、日本国民、特に次代を担う子どもたちに夢と希望を与えるものと確信しています。 引き続き、東京都、日本オリンピック委員会(JOC)、そして国をあげての三位一体でこの招致活動を展開し、日本国民全体が後押しするような社会的気運を盛り上げ、東京での開催を目指し、一層の努力をしてまいる所存です。 変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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